パンプスを履くと、つま先が痛くてつらいという人もいるのではないでしょうか。その場合、つま先とパンプスの形が合っていない可能性があります。本記事では、パンプスを履くとつま先が痛くなってしまう原因と、その対策について詳しく解説します。あわせて、正しいパンプスの選び方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
パンプスでつま先が痛くなる原因は?
パンプスを履いてつま先が痛くなった経験のある人も多いでしょう。ここでは、パンプスでつま先が痛くなる原因を解説します。
つま先とパンプスの形が合っていない
まずは、つま先とパンプスの形が合っていないケースです。パンプスのサイズが同じであっても、パンプスによってデザインや設計が異なります。つま先の形とパンプスのトゥデザインが合っていないと、つま先が痛くなります。
足のサイズだけでパンプスを選ぶと、つま先と形が合わず痛くなるケースが多いです。
足囲(ワイズ)が合っていない
足囲(ワイズ)が合っていないことも考えられます。ワイズとは足の親指と小指の付け根辺りにある骨の出っ張りを、メジャーで一周した長さのことで、足幅と呼ばれるケースもあります。パンプスに限らず靴を選ぶ際には、靴のサイズだけでなくワイズも重要です。
ワイズが合っていないパンプスを選んでしまうと、靴のなかで足が前に滑ってしまい、つま先が圧迫されてしまいます。結果としてつま先が痛くなってしまうため、ワイズを確認することが大切です。
【足タイプ別】つま先の形状
つま先は人それぞれ形が違います。主に「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3つに分類されます。ここでは、それぞれの形状について解説します。
エジプト型
エジプト型とは、親指が一番長くて小指にかけて徐々に短くなるのが特徴です。日本人の足はエジプト型がもっとも多いです。エジプト型は、ラウンドトゥ、アーモンドトゥ、オブリークトゥといったパンプスの形と相性がよいとされています。それぞれのパンプスの特徴は以下の通りです。
- ・ラウンドトゥ:先端に丸みのあるデザイン
- ・アーモンドトゥ:つま先の真ん中がアーモンドのように細身になっているデザイン
- ・オブリークトゥ:親指から小指にかけて斜めに短くなるデザイン
ギリシャ型
ギリシャ型とは、人差し指がもっとも長く山のような形になっています。ポインテッドトゥなどと相性のよい形状です。ポインテッドトゥとは、つま先の真ん中を頂点として細く尖っているデザインで、すっきりとした見た目が特徴です。
ポインテッドトゥはつま先が尖っており、パンプスの中央に隙間ができます。そのため、ギリシャ型のように人差し指が長い形状の足でも、人差し指や中指を圧迫せず、痛くなりにくいとされています。
スクエア型
スクエア型とは、親指から小指までがほぼ同じ長さで、四角形のような形状をしています。名前の通り、スクエアトゥと相性のよい形状です。スクエアトゥとは、つま先の形状が四角形のようになっているパンプスで、つま先のラインが一直線になっているため、スクエア型のつま先とぴったり合いやすくなっています。
また、オブリークトゥが合うケースもあります。つま先が尖っているタイプのパンプスを選ぶと、足全体に負担がかかるため注意しましょう。
【足タイプ別】おすすめのパンプス
ここでは、足タイプ別のおすすめパンプスを紹介します。パンプス選びに悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。
【エジプト型】アーモンドトゥリボン5cmヒール感激パンプス
グログランリボンがポイントになっているパンプスで、華やかな見た目が特徴です。フォーマルシーンからセレモニー、カジュアルとどのようなシーンにも合わせやすいデザインです。デザインと機能性を備えており、5cmヒール×アーモンドトゥでスタイルアップが叶います。
また、つま先は抗菌防臭機能を備えた機能性メッシュ素材を採用しており、オフィスなどで長時間履く場合でも使いやすいです。
「アーモンドトゥリボン5cmヒール感激パンプス 」を詳しく見る【エジプト型】バイカラーフラットメタルヒールパンプス
人気のバイカラーを採用したフラットパンプスです。アーモンドトゥ×ローヒールで歩きやすく、オンオフどちらにも合わせやすくなっています。メタリックのヒールがアクセントとなっており、高級感のある見た目になっています。
また、靴底は屈曲性のあるやわらかい素材を採用しています。そのため、足の疲れや痛みを軽減しやすくなっており、長時間履く場合にもよいでしょう。
「バイカラーフラットメタルヒールパンプス」を詳しく見る【ギリシャ型】ポインテッドトゥターバンリボン7cmヒール感激パンプス
7cmヒール×ポインテッドトゥで足をきれいに見せてくれるパンプスです。ターバンリボンが足元を華やかにしてくれます。機能性はもちろんのこと、デザイン性も備えているため、フォーマルからカジュアルまでさまざまなシーンで活躍できるでしょう。
つま先には抗菌防臭機能を備えた機能性メッシュ素材を採用しており、長時間の着用でも安心です。3つの中敷きクッションで、足への負担が軽減されることも特徴です。
「ポインテッドトゥターバンリボン7cmヒール感激パンプス」を詳しく見る【スクエア型】スクエアトゥビット付きローファーパンプス
人気のゴールドビット付きローファーパンプスです。スクエアトゥ×ブロックヒールで、甘さを抑えた上品なフォルムが特徴です。ゴールドビットが上品さときれいさを引き立てるため、オンオフどちらにも対応できます。
また、安定感のある太いヒールのため履きやすく、長時間着用するオフィスでも活躍すること間違いなしといえるでしょう。低反発クッションインソールや、屈曲性のある靴底の柔らかい素材で足への負担を軽減できます。
「スクエアトゥビット付きローファーパンプス」を詳しく見るパンプスでつま先が痛いときにおすすめのアイテム
パンプスを履いてつま先が痛くなる場合には、痛みを軽減できるアイテムを活用するのもおすすめです。
インソールで前滑りを防ぐ
まずは、インソールを試してみましょう。インソールを活用することで、足の前滑りを防止し、つま先への負担を軽くできる可能性があります。インソールにはさまざまな種類があるため、自分に合ったものを選びましょう。
例えば、透明なジェルタイプやアーチサポートのあるタイプ、クッション性に優れたタイプなど多くの種類があります。また、つま先だけに敷くハーフインソールもあります。ハーフインソールは前滑りを防ぎやすいため、試してみるとよいでしょう。
シューズストレッチャーで調整する
シューズストレッチャーは、シューフィッターとも呼ばれるアイテムです。自分の足のサイズに合わせて靴を伸ばしたり広げたりできるアイテムで、靴のサイズが合わない、サイズ選びを間違えた場合でも、どうにかして履きたいという人にもおすすめです。
シューズストレッチャーは、革靴であれば問題なく対応できます。そのため、パンプスの素材がレザーの場合は、シューズストレッチャーで調整するとよいでしょう。
つま先にクッションを入れて衝撃をガードする
パンプスのサイズが大きくて前滑りしてしまう場合には、つま先にクッションを入れるのもよい方法です。つま先にクッションを入れることで、前滑りしてもクッションがつま先をガードして痛くなりにくくなります。
クッションを入れる場合には、抗菌防臭機能を備えたものを使うとよいでしょう。また、低反発のクッションもあり、クッションに圧力をかけても形がすぐ戻るため、効果が持続します。クッションの厚みを調整できるタイプもあります。
つま先が痛くならないための靴の選び方
まず、ヒールの高さは3~5cm程度がよいでしょう。高すぎると前滑りしやすくなるだけでなく、足の指に力を入れて踏ん張るため、つま先にタコや魚の目ができやすくなります。靴の素材は柔らかいものを選ぶこともポイントです。足に柔軟にフィットするため、圧迫感やつま先への負担が軽減し、痛みを緩和しやすいでしょう。
パンプスでつま先が痛いときは医療機関を受診する
上述した対策をしても、つま先の痛みが治まらない場合には、整形外科やフットケア専門の医療機関を受診しましょう。そのままパンプスを履き続けると、症状が悪化してしまい痛みがひどくなるケースもあります。足に問題や病気があるケースもあるため、早めに受診して適切な治療法を見つけることが大切です。
まとめ
パンプスを履いてつま先が痛くなる場合には、つま先の形状とパンプスの形が合っていない可能性があります。つま先の形は人それぞれ異なるため、自分のつま先の形状に合ったパンプスを選びましょう。また、インソールやクッションなどのアイテムを使って対策するのもよい方法です。
VIVIAN COLLECTIONでは、さまざまなタイプのパンプスを取り扱っています。大人カジュアルをベースに、トレンドをミックスさせたオシャレなアイテムをそろえており、デザイン性だけでなく機能性にも優れています。また、価格もリーズナブルに設定しています。
つま先の痛みに悩んでいて、新しいパンプスを探している人は、ぜひご利用ください。